日本のモノ作りとメゾンの感性が融合した上品かつモダンな雰囲気のデニムブランド

名立たるメゾンブランドのデニムを手掛けてきたイタリア人デザイナーと世界中のデニム工場に精通する日本人パタンナーが、世界一と称される日本のデニムに魅了され、岡山県の児島を拠点に2021年秋冬シーズンからスタートさせたブランド「Jeanik（ジーニック）」。生地・縫製・染色・加工など細部にまでこだわる日本のモノ作りと、数多くのメゾンブランドに携わった二人の感性とが合わさり、彼らのデニムコレクションには上品でモダンな雰囲気が漂います。オーセンティックながらも無駄を削ぎ落としたディテールと美しいシルエットは、まさに大人のためのデニムジャケット。ヴィンテージの再現ではなく現代的なテイストに落とし込んだコレクションは、ドレスにもカジュアルにも合う新しい大人のリアルクロージングとして、登場するや否や売切れ店が続出するほどの人気を博しています。

これ一本で着こなしを刷新できる！大人顔の“立体的”美脚デニム「JEANIK101」

ご紹介するのは、23-24AWシーズンにJEANIKから登場した5ポケットパンツ、「JEANIK101」になります。テーラードジャケットのような立体的で美しい仕上がりのGジャンで爆発的に知名度を上げたJEANIKから、待望のデニムパンツが登場しました。一見なんてことのないシンプルな5ポケットパンツですが、いざ脚を通すとその美しさと凄さが手に取るように分かります。その理由は、創業者の二人が培ってきた豊富な経験を元にイチから設計したオリジナル型紙（パターン）が用いられているからに他なりません。この型紙に基づき、デニムジャケットと同様に可能な限り立体的なテーラード仕立ての要素を盛り込みながら、日本でも指折りのパンツファクトリーが縫い上げているのですから美しくて穿きやすいのは至極当然のことです。

ジーンズ本来の男らしさを持つオーセンティックな5ポケットデザインでありながら、やや深めの股上で、ワタリ（太股まわり）にゆとりがあり、裾へと弧を描くように絞り込んでいく緩やかなテーパードシルエットが“今っぽさ”と“美脚”を両立しています。加えて、パンツを横ではなく縦にふくらませることで、テーラードパンツのようなスッキリと上品な佇まいに仕上がっています。通常、平面的に作られるデニムパンツは骨盤から足の付け根に掛けてどうしても丸みを帯びたシルエットが出てしまいます。しかし、彼らの優れた立体的なパターンワークにより丸みを出さず流れるようなストレートラインが実現されていることも大きな特徴です。もたつきがなく自然にフィットするヒップラインや少し広めの裾幅もいい感じです。腕利きパンツファクトリーならではの上質な仕立てに裏打ちされた美脚シルエットなので、幅広いコーディネートに合わせられます。脚を通した瞬間に“そうそう、こんなデニムが欲しかった”と思える、大人が大満足できる一本です。

トレンドを取り入れた着こなしを楽しみたいけど、若すぎるのは苦手だし、大人っぽさも残したい、こんな悩みを一発で解決してくれる本当に使えるデニムです。パンツが変わればお洒落が変わるとはよく言ったもので、このデニム一本でいつもの着こなしがぐっと新鮮になることをお約束します。最近ちょっと着こなしがマンネリ気味という方は、騙されたと思って是非一度お試しください。

経年変化を楽しめる！黒ステッチの都会派ブラックデニム

使用されている生地は、厳選されたコットン素材から作られた高品質な日本製岡山産デニムです。オールシーズンに対応する12.5オンスの生地で、シッカリ感があるのに厚すぎず、デニム特有のゴワつきがほとんどなく、たいへん穿きやすい（扱いやすい）ことが特徴です。ムラ糸の特性を活かしたクラフト感ある織り上がりになっており、バルキー性に富み、深みのある風合い、端正な綾目、美しい黒の発色を存分に楽しんで頂けます。通年展開されている人気定番生地だけあって、すごくコストパフォーマンスが高いです。緯糸に未晒糸（白糸）を打ち込んだブラックデニムなので、着込んでいくにつれて黒が薄れて味のあるグレーへと変化していきます。ワンウォッシュ（水通しのみ）なので、ガンガン着込んで自分だけの一着に育ててください。個人的には綺麗なままで着続けたいと思うアイテムではあるんですが（笑）。ステッチの色は「ブラック」になります。